福島工業高等専門学校 - 独立行政法人国立高等専門学校

SDGs Webinar 2020-"今"を視て創造する新しいSDGs-

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SDGs Webinar 2020 について

本校では、202119日に SDGs Webinar 2020 の最終発表会が開催されました。このプログラムは、国立高等専門学校機構が主催、長岡技術科学大学・豊橋技術科学大学が共催、福島高専が開催担当校となり、全てオンラインで実施しました。この発表会では、202011月から実施した全5回の講義の集大成として、1チーム56名からなる7チームがSDGsの視点を組み込んだビジネスモデルを発表しました。発表の中には、参加者や講師が興味を持つビジネスモデルのアイデアが多数あり、その中から2つのチームがBEST BUSINESS MODEL2nd BEST BUSINESS MODELに選出されました。

BEST BUSINESS MODELには、一人暮らしをしている大学生が両親から日々の食事を心配された体験を基に、「両親を安心させ、栄養バランスの取れた食生活を送りたい。」という着眼点で考案された「スマートコックDANRAN(だんらん)」が選ばれました。このビジネスモデルは、インターネットを利用して、親元から送られたレシピのデータをもとに離れた場所に住む子供が家庭の味を自動で調理することができる家電を提案しました。

2nd BEST BUSINESS MODELには、福島県産農産物の風評被害払拭のために福島県産の果物や植物から作る環境に配慮した化粧品の開発・販売を提案した「ヴィーガンコスメで福島県産農作物の風評被害に歯止めをかけられるか?」が選ばれました。このビジネスモデルでは、環境への負荷を減らすとともに動物実験を禁止するなど、SDGsを念頭においた企業活動を提案し、評価されました。

今回受講した学生は、全5回のWebinarをとおしてSDGs・ESGの考え方や目標の立て方、ウィズコロナ・アフターコロナ社会における変化に順応できる能力・考え方を学習することが出来ました。

※企業が持続的に成長できるか否かを判断する指標として用いられる、Environment(環境)Social(社会)Governance(ガバナンス)の3要素の総称

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参加者の記念撮影

Experience at
Fukushima KOSEN

福島高専の “今” を知る・体験する