11月29日(日)に、全国高専の地方予選を勝ち抜いた28チームが参加して、第33回 アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2020全国大会が、インターネットを利用して開催されました。今年の課題は従来とは異なり、より表現力が重視されています。東北地区大会参照
本校からは、東北大会で最優秀賞を受賞した福島高専Cチームが参加しました。
大会当日は、予選ラウンド、決勝ラウンドが行われ、本校チームは、予選3位で決勝ラウンドに進出しました。
決勝ラウンドでは、山下校長が応援団長として、「(福島出身の作曲家、小関先生にちなんで、)福島高専から音で全国の皆さんにエールを送ります。鈴木さん(チームリーダー)「鈴音」(ロボット名)の美しい音で、全国の皆さんにハッピーを届けてください。」と挨拶がありました。
決勝では、演技時間が予選から1分多くなり、3分間で行われました。
演技では、惜しくもわずかにロボットに不具合がありましたが、学生たちが考えたアイデアは、すべて披露することができ、デザイン賞を受賞することができました。
大会の模様は、高専ロボコン公式YouTubeライブのアーカイブで視聴できるほか、12月26日(土)15:05~15:59 NHK総合テレビで、全国放送されます。福島高専のモノづくり教育活動の一端をご覧いただければ幸いです。
出場メンバー:鈴木碧(電気電子システム工学科4年)
鈴木菜緒(化学・バイオ工学科3年)
指導教員:天野仁司(化学・バイオ工学科 教授)
プロジェクト名:鈴音(すずね)
パフォーマンス:自動ロボット4台による無接触ハンドベル演奏+自動疑似玉乗りロボットによる音感LED呈示(赤外線ワイヤレス給電)
結果:予選3位(決勝進出), 決勝(総合)5位, デザイン賞受賞
デザイン賞を受賞した鈴木碧さん(右)と鈴木菜緒さん(左)
一致団結して応援する福島高専応援団
デザイン賞を受賞したロボット全景