10月18日(日)に、東北地区6高専7キャンパスから17チームが参加して、第33回 アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2020東北地区大会が、オンラインで開催されました。今年の課題は従来とは異なり、より表現力が重視されています。また、1キャンパス当たり最大4チームまでが参加できます。以下が競技課題の概要です(高専ロボコン公式YouTubeライブのアーカイブより引用)。
【競技課題】 『だれかをハッピーにするロボットを作ってキラリ輝くパフォーマンスを自慢しちゃおうコンテスト』 略称:はぴ☆ロボ自慢 今年はロボットの完成度やパフォーマンスだけでなく、テーマ設定やアイデア自体も評価基準に加えます。 競技時間内の時間の使い方も自由とし、ロボットのパフォーマンスに加えてテーマ設定の意味づけを表現するためにチームメンバーによるプレゼンを行ってもかまいません。 今年は地域・学校によって、ロボットを作る環境、披露する環境に大きな差があります。 だからこそ、自分が置かれた環境の中で表現できるアイデアとロボットパフォーマンスを通して、だれかをハッピーにする今年ならではの『アイデア対決』を見せてください。
本校からは、以下の3チームが参加しました。
Aチーム(ロボット技術研究会所属)
出場メンバー:青栁俊(機械システム工学科3年)
澤田美紗妃(電気電子システム工学科3年)
上遠野啓太(電気電子システム工学科1年)
指導教員:小出瑞康(機械システム工学科 准教授)
プロジェクト名:颯走(そうそう)
パフォーマンス:学生が操縦するロボットによる相馬野馬追神旗争奪戦の再現
結果:予選11位タイ,セメダイン株式会社 特別賞
Bチーム(ロボット技術研究会所属)
出場メンバー:冨樫優太(電気電子システム工学科3年)
斎野朝日(電気電子システム工学科2年)
仲井洸貴(機械システム工学科2年)
指導教員:野田幸矢(機械システム工学科 助教)
プロジェクト名:桃竹(とうちく)
パフォーマンス:「桃太郎」と「竹取物語」をアレンジした劇の、学生とロボットの協力による演技
結果:予選4位(決勝進出), アイデア賞, ローム株式会社 特別賞
Cチーム(分子生物学愛好会所属)
出場メンバー:鈴木碧(電気電子システム工学科4年)
鈴木菜緒(化学・バイオ工学科3年)
指導教員:天野仁司(化学・バイオ工学科 教授)
プロジェクト名:鈴音(すずね)
パフォーマンス:自動ロボット4台による無接触ハンドベル演奏+自動疑似玉乗りロボットによる音感LED呈示(赤外線ワイヤレス給電)
結果:予選1位(決勝進出), 最優秀賞(例年の優勝相当), 全国大会出場権獲得
今年は、活動期間と活動時間が制限された中での大会でしたが、福島高専の各チームとも困難な環境の中で、できる限りの努力をし、成果を出しました。皆様から頂いたご支援、ご協力に心から感謝いたします。また、上記のように、Cチームは、11月29日(日)にオンラインで行われる全国大会に出場いたします。本校は、昨年の東北地区大会優勝に続く、最優秀賞(例年の優勝相当)での、全国大会出場権獲得です。全国大会出場は、これで8年連続となり、東北地区の全国大会連続出場記録を伸ばすことができました。全国大会には、ロボットの精度と、パフォーマンスのクオリティーを上げて臨みたいと考えております。
大会の模様は、高専ロボコン公式YouTubeライブのアーカイブで視聴できるほか、11月23日(月曜祝日)13:05~13:59 NHK総合テレビで、東北6県に放送されます。福島高専の、モノづくり教育活動の一端をご覧いただければ幸いです。
高専ロボコン公式YouTubeライブのアーカイブ
https://www.youtube.com/watch?v=BR3kR-qv8_k
福島高専Aチーム 予選ラウンド2:16:00頃~
福島高専Bチーム 予選ラウンド1:05:30頃~ 本選ラウンド3:07:10頃~
福島高専Cチーム 予選ラウンド1:18:15頃~ 本選ラウンド3:25:15頃~
Aチーム(ロボット技術研究会所属)
結果:予選11位タイ,セメダイン株式会社 特別賞
Bチーム(ロボット技術研究会所属)
結果:予選4位(決勝進出), アイデア賞, ローム株式会社 特別賞
Cチーム(分子生物学愛好会所属)
結果:予選1位(決勝進出), 最優秀賞(例年の優勝相当), 全国大会出場権獲得