本校では、長岡技術科学大学・豊橋技術科学大学との共催により、「SDGs Webinar 2022」を開催しました。

　9月19日（月）～21日（水）、富山県南砺市での視察研修をスタートとし、次いでオンライン形式により10月1日（土）～12月3日（土）にかけて6回のワークショップを開催、12月10日（土）には最終発表会を実施して、全7回の日程を終えました。

　このSDGs Webinarでは、福島高専生及び技科大生を対象に、「アントレプレナーシップ（起業家精神）」を育成するとともに、グローバルリーダーに必要な発想力や集団内でのコミュニケーション能力の向上を目指しました。

　講師には、シリコンバレーで起業または勤務している日本人講師3名と長岡・豊橋両技科大の教員をお招きしました。ワークショップでは、日本と世界におけるSDGsの現状などに関する講義の後、アイデアの見つけ方・ブラッシュアップの仕方・マーケティングの方法や、エンジニアとしての挑戦などについて語られました。豊橋技科大大学院在籍中に起業した大学院生からは、プレゼンテーションに関するノウハウやグループ作業に関してチームごとにアドバイスを受けました。

　閉式の挨拶では、山下校長からの謝辞が国際化・SDGsセンター長代行の高野先生によって代読され、参加者に向けて「今回のWebinarで刺激を受けた能力を今後ブラッシュアップし、これからの世界の変化に柔軟に対応し、地域、そして世界に向けて羽ばたけるグローカルな人財になることを期待しています。」とお話がありました。

　2020年からスタートした本校主催のSDGs Webinarは3年目となりました。来年度は、より一層充実した内容にすべく、オンラインと対面を組み合わせたハイブリット方式による開催を検討中です。

ワークショップの様子