8月19日(火)から20日(水)に小学5年生~中学2年生を対象とした「福島浜通りを知るサマースクール」を開催しました。
この事業は、国際教育研究機構(F-REI)の委託事業である「福島浜通り地域におけるまちづくり研究及びラーニング・コミュニティハブ整備」の地域教育プログラムの一環として開催するものです。今回初めて開催したサマースクールには、県内から小中学生20名、保護者4名が参加しました。
本校で出発式を行った後、バスに乗車し、「福島ロボットテストフィールド」と「會澤高圧コンクリート福島RDMセンター」の見学を行いました。続いて宿泊先である「いこいの村なみえ」では、本校機械システム工学科 小出教員が講師となり、科学教室「風力で動くテオヤンセン機構の模型」の製作を行いました。夕食後には、飯館村を拠点として活動している合同会社MARBELiNGの矢野淳様を講師に迎え、アントレプレナーに関する講話を聴講しました。
2日目は、「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪問し、語り部講話の聴講・施設見学を行い、高専に戻った後、2日間の研修の振り返りとして事後学習に取り組み、最後に参加者ひとりひとりが発表を行いました。
参加者からは、「震災について理解できた」「最新の研究が知れて良かった」「普段できないことを体験出来て良かった。」との声が聞かれました。
テオヤンセン機構の模型の製作
會澤高圧コンクリートでの集合写真