令和5年12月19日(火)~12月22日(金)に、タイ王国ルーイのチュラポーン王女サイエンスハイスクール・ルーイ校で開催されたタイ・日本学生サイエンスフェア2023(TJ-SSF2023)に本校化学・バイオ工学科3年の亀井 桃佳さん、佐野 冬華さん、鈴木 南帆さんが参加し、英語による発表を行いました。
今回のTJ-SSFでは日本からスーパーサイエンスハイスクール指定校や高専併せて30校が参加し69件の発表がありました。
今回発表した「Screening of D-aspartate-producing lactic acid bacteria from traditional Japanese pickles」は、学生3人が2年生までに学んだ専門知識を活かして、学科の教職員のサポートのもと研究を進めた成果です。
近年、アミノ酸の一種であるD-アスパラギン酸の食品機能(美容効果など)が関心を集めています。D-アスパラギン酸を多量に生産する乳酸菌はこれまでに発見されていますが、今回の研究ではそれよりも高いD-アスパラギン酸生産能力を有する乳酸菌を福島県産の漬物から見つけ出すことを目標に取り組んできました。
今回のTJ-SSFに参加し、同年代のタイの学生達の発表や自身の発表などをとおして、化学・バイオ工学科で研究した成果が日本だけでなく世界にも通じると実感できる良い経験となりました。
■分科会での発表の様子(公式YouTubeサイト)
Oral Presentation Biology 1 - Smart Classroom 2302
2:30:50あたりから
ポスター発表会場
ポスター発表の様子
分科会での発表の様子
発表者には表彰がありました