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全国高校生地方鉄道交流会で代表理事賞を受賞しました

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 818日(金)~20日(日)に、伊達市を会場として開催された「第12回全国高校生地方鉄道交流会」の企画部門で、本校鉄道愛好会が「全国高校生地方鉄道交流会代表理事賞」を受賞しました。

 この交流会は、全国の鉄道を愛する中学高校生が鉄道を軸とした地域活性化策を提案するもので、12回目となる今回は福島県から宮城県にかけて運行されている阿武隈急行線をターゲットとして全国から集まった11校の約110名でアイディアを競いました。本校からは初めての参加となりました。

 

 18日は阿武隈急行梁川車両基地において、阿武隈急行線の現状についての説明や伊達市の特産品などの説明を受けました。また、実際に運行される車両の運転席の着席体験、車掌業務(ドアの開閉)体験、レールバイク乗車体験などのほか、車両整備についての説明を受けました。イベントが始まるまでの空いた時間に梁川駅周辺地域を散策し、駅から繁華街までの距離感やバス・タクシーなどの運行状況、商店街の様子などを調査して、活性化案に活かせる情報を収集しました。

 

 20日には会場を伊達市保原市民センターに移し、今回のテーマである「阿武隈急行を利用した、地元商店街活性化とは」について、参加校が企画案をプレゼンテーションしました。本校からは鉄道愛好会のビジネスコミュニケーション学科4年 熊谷優汰さんが発表しました。

 本校の企画案は、鉄道に加えてバスやタクシーでも利用でき、さらには沿線の商店や宿泊施設などでも使用できる「回数券」を発売するというものでした。発表の中では、高齢者の利用し易さや読み取りシステムの導入が不要であること、チケットの購入時に割引の恩恵を受けられることなどのメリットを伝えました。

 表彰式では、代表理事の大溝貫之先生から「大変よく練られた企画案でした。地元福島に対する愛が感じられた素晴らしい発表でした。」との講評をいただきました。

 

 ・全国高校生地方鉄道交流会公式サイト:https://chitetsukoryu.org/

 ・全国高校生地方鉄道交流会公式Facebookhttps://www.facebook.com/chitetsukoryu/?ref=embed_page

 ・交流会の様子(KFB福島放送):https://www.kfb.co.jp/news/fukushima/index.php?id=202308237702

  ※動画 129秒~ 熊谷さんのインタビュー

 

写真1(全国高校生地方鉄道交流会で代表理事賞を受賞しました).jpeg

車両の運転席着席体験

 

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企画案のプレゼンテーション

 

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表彰状(硬券の切符を模したもの)を持つ熊谷さん

 

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テレビのインタビュー

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