福島工業高等専門学校 - 独立行政法人国立高等専門学校

「全国鳴砂サミット2022 in いわき」で本校学生が発表しました

SCROLL

 1112日(土)・13日(日)に「全国鳴砂サミット」が福島県いわき市を会場として開催されました。このサミットは全国鳴砂ネットワークに加盟する各地の団体が持ち回りで開催しているもので、今年はNPO法人いわき鳴き砂を守る会が主管団体として行われました。

 本校からは、昨年度と今年度の「ミニ研究」で鳴き砂に関するテーマ(指導教員:電気電子システム工学科・山田貴浩准教授)に取り組んでいる学生4名が参加し、1日目にはサミット参加者全員による豊間海岸での鳴き砂実地調査や薄磯地区の「いわき震災伝承みらい館」の見学を行い、2日目にはいわきワシントンホテル椿山荘にて行われたサミットに出席しました。

 サミットの会議では各団体の事例報告が行われ、その中で都市システム工学科3年の荻野芙香さんが、市内11海岸での現地調査の状況や、現地から採取した砂の粒度分布や汚れの評価、砂を鳴らした時の音の周波数特性の調査結果などについて報告をしました。最後に行われた「サミット宣言」では、荻野さんのほか電気電子システム工学科2年の中島洋太さん、化学・バイオ工学科2年の古内南那さんと吉田知佳さんが宣言文を読み上げました。サミット終了後には、基調講演をしていただいた先生や他の団体の方々からお褒めの言葉をいただきました。

 今後もミニ研究や地域の団体と連携した活動を通して、いわき地域の海岸の保全に役立てられるような取組を進めてまいります。

 

写真1(「全国鳴砂サミット2022 in いわき」で本校学生が発表しました).JPG

豊間海岸での実施調査の様子

 

写真2(「全国鳴砂サミット2022 in いわき」で本校学生が発表しました).JPG

事例報告をする荻野芙香さん

 

写真3(「全国鳴砂サミット2022 in いわき」で本校学生が発表しました).JPG

サミット宣言文を読み上げる学生たち(左から荻野さん・中島さん・古内さん・吉田さん)

Experience at
Fukushima KOSEN

福島高専の “今” を知る・体験する