福島高専では、東洋システム株式会社と共同で申請した経済産業省事業「高等教育機関における共同講座創造支援事業費補助金」が採択されたことに伴い、８月５日（金）に本校大会議室において「カーボンニュートラル社会連携講座」の開設について、共同で記者会見を行いました。

　初めに東洋システム株式会社 庄司社長より、講座設立に至った経緯の説明があり、「カーボンニュートラルへの取組が世界の流れとなっており、地元に新しい産業を創出したい。講師は水素・蓄電池やビジネスの専門家が担当する予定であり、地元企業や高専の学生が新しい知識を学ぶことで、広い視野を持つ人間になっていただきたい。」との思いが語られました。

　引き続き本校山下校長からは、「福島国際研究教育機構との連携が求められている中で、本校としてもカーボンニュートラルの知見を深めていきたい。学生もぜひともこの講座で多くのことを学んでほしい。」と語られました。

　講座は、10月より地元企業の従業員と本校学生を対象として10回程度開催いたします。また、公開講座として一般の方も参加できる講座も開催する予定です。

山下校長（左側）と庄司社長（右側）