福島高専は、１１月２２日、いわき市医療センター（以下、医療センター）と連携協定を締結しました。この協定は、従来、本校が医療センター附属の看護学院へ講師を派遣する形で支援していた取り組みを、医療センターそのものを含めた相互支援の連携協定に発展させたものです。協定式では、山下校長と、新谷史明いわき市病院事業管理者が協定書に署名し、教育・研究・医療の分野で活躍する両機関の協働によって継続的な地域貢献が果たせるよう、共に人材育成、産業振興等に取り組むことを誓いました。

　今後は、医療センターから本校へ、学校医、カウンセラーの定期的な派遣及び学生・教員に向けた講習会の開催、本校から医療センター所管の看護学院への講師派遣といった取り組みが予定されています。本校では、１５歳から２２歳までという、幅広く、繊細な時期にいる学生の心身に関するサポート体制の強化が喫緊の課題となっており、この協定締結によって専門的な見地から支援を受けることが可能となりました。今後は、医療センターとの緊密な連携のもと、学生がより安心して勉学に励むことができる環境づくりに取り組んでまいります。

協定締結式後の記念撮影
（中央（左）山下校長、（右）新谷いわき市病院事業管理者）