本校では、８月３１日（火）、９月１日（水）の２日間、社会人向けの橋梁点検講座を開催しました。この講座は、文部科学省の「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」の採択を受け、舞鶴高専を中心とした連携高専において取り組んでいる「KOSEN型産学共同インフラメンテナンス人材育成システムの構築」事業の一環として実施したものです。

今年は事業３年目にあたり、次年度以降の開講に向けた実証講座として開催したもので、２週間のeラーニング事前学習と２日間の講習会によるカリキュラムを行政機関、民間企業からの８名が受講しました。２日間の講習会は福島県南相馬市の「福島ロボット・フィールド」で行われ、講義と体験型学修を織り交ぜながら橋梁点検に関する基礎知識を学びました。この講座は、基礎的な内容を少人数の受講者にきめ細かな指導のもとで提供し、知識、技術の向上につなげることを特長としています。次年度以降も改善を重ねながら講座を開催し、地域の発展に必要な人材の輩出に貢献していくこととしています。

講義風景

実習風景