福島工業高等専門学校 - 独立行政法人国立高等専門学校

令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました

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本校機械システム工学科の鈴木茂和准教授が、令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(理解増進部門)を受賞しました。

この賞は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者を表彰するもので、鈴木准教授が取り組んできた原子力発電所の廃炉技術の人材育成事業である「廃炉創造ロボコンによる廃炉遠隔技術の理解増進」の取組が認められ、今回の受賞に至りました。

表彰式は、4月14日に行われ、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、各賞代表者への表彰の様子が文部科学省からライブ配信されました。

表彰式では、萩生田文部科学大臣から、受賞者に「科学技術イノベーションを担い、未来を切り開くのは「人材」であり、多様な研究者が自由で挑戦的な研究に腰を据えて取り組めるよう、研究支援の充実にも積極的に取り組んでまいります。これからも更なる課題に挑戦していただくことを期待しています。」と述べられました。

ライブ配信で行われた表彰式後に、本校大会議室で伝達式が行われ、山下校長から鈴木准教授へ表彰状が伝達されました。

伝達式では、山下校長から、「今回の廃炉創造ロボコンでの受賞は、福島高専だけではなく、福島復興にとって重要なテーマである廃炉を進める上でも更なる有能な人材育成に向け力を尽くしてほしい。」とたたえ、鈴木准教授は、「今回の表彰は協力してくれた全員で受賞したもの。安心安全な福島第一原発の廃炉、浜通りの復興に向けて貢献できるよう頑張っていきたい。」と謝辞を述べました。

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表彰式(ライブ配信)で挨拶をする萩生田光一文部科学大臣

 

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前列 鈴木准教授と山下校長(左)

後列 左より 緑川教務主事、笠井学生主事、松江寮務主事、髙橋機械システム工学科長、中島事務部長

 

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賞状と副賞(盾)

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