福島工業高等専門学校 - 独立行政法人国立高等専門学校

青柳克弘副校長(企画・復興支援担当)が令和元年度国立高等専門学校教員顕彰で理事長賞を受賞しました

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本校、副校長で化学・バイオ工学科の青柳克弘教授が、『「地域復興人材育成」及び「廃止措置(廃炉)人材育成」への貢献』により、令和元年度国立高等専門学校教員顕彰において国立高等専門学校機構理事長賞を受賞しました。

国立高等専門学校教員顕彰とは、学校の管理運営、地域社会への貢献及び学生教育を中心とする分野において顕著な功績を挙げている教員を顕彰するもので、理事長賞は、文部科学大臣賞に次ぐ業績を挙げている教員に贈られる賞で毎年若干名に贈られます。

青柳教授は、「地域復興人材育成」において、小学校や中学校などの依頼により教員が出向いて講義を行う出前授業や、震災復興に携わる土木技術者育成のための特別教育プログラムを実施する等、地域の人々を対象に、原子力安全分野・再生可能エネルギー分野・減災分野の3つの分野から復興人材育成に取り組みました。

「廃止措置(廃炉)人材育成」においては、廃止措置人材育成高専等連携協議会を中心として、全国の高専生を対象に廃炉創造学習プログラムを実施し、廃炉作業を進めていく上で必要となる人材の育成に事業責任者として寄与しました。また、ロボット製作を通じて学生に廃炉についての関心を持たせると同時に課題解決能力のみならず、課題発見能力を養うことを目的にこれまでに、4回の「廃炉創造ロボコン」を開催しました。

この功績をたたえ、令和2年11月18日、学内小会議室において教員顕彰表彰式を執り行い、理事長賞の賞状と記念品が山下校長から贈呈されました。

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青柳教授と山下校長(右)、内田学科長(左)

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