新型コロナウイルス感染が世界で拡大する中、本学と連携協力に関する協定を締結している大連東軟信息学院(だいれんとうなんしんそくがくいん)からマスク800枚の寄付の申し出があり、令和2年5月26日に受け取りました。
本校と大連東軟信息学院は、平成28年から交流があり、平成29年3月に「福島工業高等専門学校と大連東軟信息学院との連携協力に関する協定書」を締結しました。それ以降、本校の学生を毎年派遣し、昨年までに21名の学生が大連東軟信息学院で語学学習や中国文化研修、IT関連の会社見学等を行っております。
大連東軟信息学院は、中国最大のIT企業であるNeusoftグループが経営する中国の最大のIT専門大学です。
こうした状況下、この度の新型コロナウィルス感染症の影響でマスク不足が続く日本の現状を知った大連東軟信息学院では、「皆さまの日常生活をまもるべくお役に立てればと願い、微力かつ少しではありますが、予防用マスクを贈呈させていただきます。中国では、新型コロナウイルスの流行に勝つための最も困難な時期を過ぎたばかりであり、現在貴学が直面している困難にも理解を共有できる立場にあります。」と励ましの手紙を添えていただきました。
今回届いた箱には「千言万語 惟愿安康」の中国語があり、意味は「たくさん伝えたいことはありますが、泰平をお祈りします。」と書かれておりました。
本校では、大連東軟信息学院の温かいご配慮に深く感謝をし、いただいたマスクを、対面授業の際、必要なに学生に配付させていただきます。