福島工業高等専門学校 - 独立行政法人国立高等専門学校

高専ロボコン2025東北地区大会で、Bチームが準優勝、Aチームが特別賞を受賞しました

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 1012日(日)に、いわき市総合体育館において第38回 アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2025 東北地区大会が開催されました。

 本年度の競技テーマは、「Great High Gate」で、ロボットがボックスを積み上げてゲートをつくり、そのゲートを人が乗った台車と一緒に通過するというものです。本校からは、Aチーム、Bチームの2チームが参加し、以下の結果となりました。

 

 

○福島高専Aチーム 

 出場メンバー:齋藤 臣(機械システム工学科4年)

        鈴木 元大(電気電子システム工学科4年)

        鈴木 悠介(機械システム工学科2年)

 プロジェクト名:登竜

 結果:予選ラウンド敗退・エキシビション出場チームに選出 特別賞(㈱デンソー)・受賞

 

○福島高専Bチーム

 出場メンバー:荒木 結衣(機械システム工学科3年)

        大橋 ほの(化学・バイオ工学科3年)

        田中 暖人(電気電子システム工学科2年)

 プロジェクト名:鳴門

 結果:予選ラウンド2位 決勝トーナメント進出 準優勝

 

 両チーム共に、製作・調整協力:ロボット技術研究会学生

 

 

 Aチームのロボットは、ゲートの天井部分のボックスを吸盤を使って取得し、回転と昇降の機構で大きく回しながら高く持ち上げる動作と、高く積み上げた左右両側のボックスと天井部分のボックスを、ゲートの形状で保持しながら、人が乗った台車を牽引して移動する動作が特徴です。テストランとエキシビションでは、突出した高得点を獲得しましたが、試合では、不運なロボットの不具合や些細な操縦ミスから、本来のパフォーマンスを披露できず、予選ラウンド敗退となりました。

 

 Bチームのロボットは、これも、高く積んだボックスの柱をロボットの左右両側に保持しながら移動することができ、決勝トーナメントに進みました。準決勝では、積んだボックスの柱を両側とも、指定のエリアに立てることに成功し、決勝に進みましたが、決勝では、惜しくも片側のボックスの柱を途中で崩してしまい、準優勝となりました。

 

 今年度も、ロボットの作製には、「ロボット技術研究会」の学生約20名が5か月間、一生懸命取り組んできました。チームメンバーに名を連ねていない学生たちも、ロボットの重要な機構、回路、そしてプログラムの製作に大きく寄与しています。

 

 ロボコンに取り組む学生の努力とともに、保護者の皆様のご理解とご協力、地域の皆様の応援により今回の成果を得ることができました。心より感謝を申し上げます。

 

 ※ 本大会の様子は、118日(土) 午前10:4011:34 NHK総合テレビ(東北6県向け)にて放送予定です。

 

■高専ロボコンHP

 https://official-robocon.com/kosen/

 

写真1(高専ロボコン2025東北地区大会で、Bチームが準優勝、Aチームが特別賞を受賞しました).JPG

競技の様子(福島高専Aチーム)

 

写真2(高専ロボコン2025東北地区大会で、Bチームが準優勝、Aチームが特別賞を受賞しました).JPG

競技の様子(福島高専Bチーム)

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