福島工業高等専門学校 - 独立行政法人国立高等専門学校

「持続可能な社会構築への貢献のための科学技術に関する日本セミナー(JSTS2021)」 を開催しました

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本校では、令和3年9月13日(月)~17日(金)5日間、オンラインによる「持続可能な社会構築への貢献のための科学技術に関する日本セミナー(JSTS2021)」を国立高等専門学校機構が主催、長岡技術科学大学と豊橋技術科学大学が共催、福島工業高等専門学校が開催担当校となり開催しました。

参加者は、全国の国公立高専の専攻科12年生と本科35年生、長岡・豊橋両技科大学の大学院生及び本校の学生運営委員の34名、外国からは、タイ、ベトナム、フィンランドの海外協定校の学生15名で併せて49名でした。

本セミナーは、英語でのグローバルコミュニケーション能力と多様な背景をもつ初めて出会ったメンバーが協働してプロジェクトを遂行する能力を向上させることを目的としています。

グループワークでは、8チームに分かれてSDGs17 をベースとした問題意識を持つトピックについて、英語でディスカッションしながら、ドキュメンタリーショートムービーの作成に取り組みました。

最終日の9月17日(金)には、チーム毎にグループワークで完成させたドキュメンタリーショートムービーを発表しました。各チームからは、海洋汚染問題と(COVID-19の予防として使用する)マスクの廃棄について問題提起し、再利用による解決策を発表した"SEEING SEA-PLASTICS"や教育問題をジェンダー、貧困、職業選択などに結び付けて掘り下げた"EDUCATION:SOLUTION TO MANY"、パペットを利用して親しみやすく地球の環境問題を発表した"EARTH AND US"などの素晴らしい作品の発表がありました。

続けて行われた閉会式では、本校山下治校長から開催関係者に謝辞が述べられ、参加した皆さんは、セミナーの意義や知識を共有し、持続可能な発展推進に向けて、輪を広げてほしい。と挨拶がありました。

福島高専が一連の学生参加の国際セミナーを担当校として開催するのは、今回のJSTS2021が最後となり、来年度は次の開催担当校へと引き継がれます。

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閉会式の集合写真

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