福島工業高等専門学校 - 独立行政法人国立高等専門学校

都市システム工学科学生がデザインなどを考案 「アナデジサイネージ(看板)」を水害被災地区へ設置

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本校都市システム工学科の学生と福島県いわき市平第31区(下平窪)が、アナログとデジタルの情報を融合した「アナデジサイネージ(看板)」を製作しました。同地区は2019年の台風19号で甚大な浸水被害を受け、その後、地区防災マップ、地区防災計画を策定していました。計画の中には、本校の意見を踏まえ、アナデジサイネージ(看板)の設置が盛り込まれていました。

このサイネージは、デジタル情報として、スマホなどでQRコードを読み込むと河川の水位情報や気象情報、地区防災マップや台風19号による地区の水害状況がわかる写真を見ることが可能です。また、アナログ情報として、浸水の深さや洪水の流れの方向を表示しています。今後、地区内26カ所に設置する予定です。

6月16日に行われた設置式では江尻光芳区長、松島良一市危機管理部長、菊地都市システム工学科長・教授があいさつをし、江尻区長、松島部長らが下平窪公民館に看板を設置しました。

下平窪サイネージ設置_学生.jpg

アナデジサイネージを設置している都市システム工学科の学生

下平窪サイネージ設置_市部長と菊地.jpgのサムネイル画像

松島部長様と都市システム工学科長 菊地教授

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