本校、機械システム工学科の鈴木茂和准教授が、「廃炉を通じた技術者育成と地域貢献」により、令和3年度国立高等専門学校教員顕彰において、一般部門の理事長賞を受賞しました。
国立高等専門学校教員顕彰とは、学校の管理運営、地域社会への貢献及び学生教育を中心とする分野において顕著な功績を挙げている教員を顕彰するもので、理事長賞は各顕彰部門において、文部科学大臣賞に次ぐ業績を挙げている教員に贈られる賞です。
鈴木准教授は、全国の国公私立高専生を対象とした、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた課題を解決するための「廃炉創造ロボコン」を全国の高専教員と連携して立ち上げ、廃炉に関する人材育成、技術者育成に貢献したこと、また、福島県の補助金を活用して、地元企業と連携し廃炉作業での活用に向けたロボット開発を実施しており、地元企業の成長に貢献したことが高く評価されました。
この功績をたたえ、令和4年4月27日、高専機構本部竹橋オフィスがある学術総合センターにおいて、教員顕彰 顕彰式が執り行われ、谷口功理事長から表彰状及び副賞が贈呈されました。
学術総合センターでの顕彰式
(前列左から2番目:鈴木准教授)
山下校長(左)に受賞の報告を行う鈴木准教授