福島工業高等専門学校 - 独立行政法人国立高等専門学校

「JA福島さくら」様から福島県産米の寄贈がありました

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 JA福島さくらでは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、保護者からの仕送りやアルバイト収入の減少など、生活に影響が出ている学生を支援しようと県内の高等教育機関の学生を対象に行っているもので今回、本校に県産米360キロが寄贈されることになり、贈呈式が、7月13日(月)に本校会議室で行われました。

 贈呈式では、はじめにJA福島さくら管野啓二代表理事組合長から「コロナ禍がいまだに終息が見えてこないところで学生さんも大変のことと思います。特にアルバイトも出来ず、生活も大変だと思います。学生さんには、食の生活支援をと考え、県産米を贈呈します。生産者が一生懸命作ったものなので、食べて元気になっていただければと思います。」の話があり、山下治校長に県産米2キロが手渡されました。
 また、同いわき地区本部長根本一雄理事からは、学生代表の小野未沙妃さん(5BC)に同じく県産米2キロ手渡されました。今回学生用に寄贈されたものは、郡山市産のブランド米「あさか舞」2キロ入り80袋で、4年生から専攻科生の一人暮らしをしている学生やアルバイトを行っている学生で、新型コロナウイルスの感染拡大により収入が減少した者を対象に1袋ずつ配付することとしています。
併せて、親元を離れ寮生活を送っている寮生を元気づけようと学生寮にも地元いわき市産コシヒカリのブランド米「Iwaki Laiki」200キロが贈られ、こちらは、寮生の代表、齋藤真緒(5BC)さんが受け取りました。

 これを受けて山下校長から「今年は、新型コロナ感染拡大の影響から本校学生もアルバイトをしにくくなり、困窮している中、贈呈いただき学生にも多くの励みをいただいたものと思います。学生には、福島を代表する味をしっかりとかみしめると共にこのお米の開発に向けた農家の皆様の思いや、地元の学校・学生を応援してくださるJA関係者様の思いをしっかり受け止め、将来その力を地元に還元して欲しい。」と感謝と学生に対する思いが述べられました。
 最後に学生代表の小野未沙妃さんから「今回の支援によりとても勇気づけられました。食の基盤であるお米を大切にいただき、私たちも社会の基盤となる人材になるため、勉学に励みたいと思います。」と感謝の言葉と抱負が述べられました。

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 管野代表理事組合長(左)から贈呈をうける山下校長(右)

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