令和2年度の東北大学総長賞を平成26年3月、本校建設環境工学科（現都市システム工学科）を卒業した菅野蓮華（かんのはすか）さんが受賞しました。

この総長賞は、「本学の教育目標にかない、かつ、学業成績が特に優秀な学生を表彰するもの」となっており、菅野さんが東北大学に編入学後、大学院修了までにいかに努力したかがうかがえます。

菅野さんは、同大学院博士後期課程を今年3月に修了し、現在は都内で働いております。

菅野さんの今後のご活躍をお祈りします。

本校への受賞報告にあたり、菅野さんからコメントをいただきました。

「この度は名誉ある賞を頂き、大変光栄に思います。
また、母校よりお祝いのお言葉を頂戴し、心から御礼申し上げます。
大学院で研究活動に励むことができたのは、多くの人の支えと、福島高専で鍛えられた5年間があったからです。
試験の点数のよしあしは本質ではなくて、分からないところを先生やクラスメイトに聞いたり、自分で本を借りて調べたり、そういった一つ一つの積み重ねが、未知の難題にぶつかった時の足掛かりになると実感しました。
これからもがんばります。本当にありがとうございました。」

写真：東北大学総長賞