福島工業高等専門学校 - 独立行政法人国立高等専門学校

専攻科修了生が令和元年度日本原子力研究開発機構福島研究開発部門成果報告会のポスター発表で理事長賞を受賞

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専攻科ビジネスコミュニケーション学専攻2年生の嘉齊澪(かさいみお)さんが、令和2年2月27日に開催中止となった日本原子力研究開発機構、令和元年度福島研究開発部門成果報告会ポスター発表に係る書類選考の結果、同機構理事長賞を受賞しました。

嘉齊さんの発表は、「除染除去土壌再生利用に対する理解醸成アプローチ」と題し、福島第一原子力発電所事故の影響により大量に発生した除染除去土壌の再生利用について、学生による再生利用理解醸成アプローチのモデルを考案し、フィールドワークや共同教育プログラム、米国学生との意見交換や地元住民との勉強会などを通じて理解を深める取組をポスターにより報告するものでした。

社会的な視点からの唯一の研究発表であり、地域住民の理解醸成を図る取組であることが高く評価され今回の受賞となりました。

報告会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から急遽開催中止となったことから、発表予定のポスターによる審査となり、賞状及び副賞は本校に届けられ嘉齊さんにお渡ししました。

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(受賞した嘉齊さん)

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