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「第1回廃炉創造ロボコン」に15チーム出場決定

投稿日時:2016.06.17ニュース

 福島高専は6月3日、文部科学省と廃止措置人材育成高専等連携協議会(会長:中村福島高専校長)が主催する「第1回廃炉創造ロボコン」に、全国の国公立高専から13校、15チームの出場を決定したと発表した。

 このロボコンは、文部科学省の委託事業「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業『廃止措置研究・人材育成等強化プログラム』」の一プログラムとして開催するもので、ロボット製作を通じて学生の廃炉に関する興味を持たせると同時に、学生の創造性の涵養に貢献し、課題解決能力のみならず課題発見能力を養うことを目的に全国の高等専門学校生を対象としている。

 政府の東京電力(株)福島第一原子力発電所の1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップでは、「中長期の視点での人材育成及び大学・研究機関との連携」が協調されており、本ロボコンで提案された手法・ロボットは、必ずしも直接的に福島第一原子力発電所における廃止措置現場に適用されるものではないが、優れたアイデア・技術については、その適用可能性を検討することとしている。

 ロボコンは、12月3日(土)、福島県楢葉町にある日本原子力研究開発機構(JAEA)楢葉遠隔技術開発センター(通称:モックアップ施設)で開催される。競技内容は、福島第一原子力発電所の原子炉建屋内を想定し、競技フィールドを「モックアップ階段」と「ステップフィールド」の2種類設定し、あらかじめ設定してある競技フィールド内の環境をクリアするもので、10分間のプレゼンテーションと10分以内の実演によって競い、最も優れたロボットには「最優秀賞」を授与するとともに、アイデア賞や協賛企業からの特別賞等も表彰対象としている。また、翌年の1月28日(土)には、廃止措置人材育成高専等連携協議会総会がいわき市で開催されるのを機に、優秀な成績を収めたロボットの成果発表が行われる一方、各校では、ロボット製作の過程などをまとめて本科の卒業研究や専攻科の特別研究として発表することも期待されている。

〈参加チーム〉

ロボット名(高専名) 

・スクウ&イット(函館高専)

・HOPE(函館高専)

・U-Bo(ユーボ)(旭川高専)

・サクラバード1号(仙台高専)

・サクラバード2号(仙台高専)

・Hairon(福島高専)

・進晴 (すばる)(東京高専)

・RITORNO (リトルノ)(富山高専)

・福鶴1号(舞鶴高専)

・Stepウォーカー(奈良高専)

・R.A. ( Radiation Analysis )(高知高専)

・Get The Situation ~できるんばい~(北九州高専)

・SANRED(Semi-Automatic Nuclear Reactor Exploration Drone)(熊本高専)

・ジャスティス№1(東京都立産業技術高専)

・TOM2(大阪府立大学高専)

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記者会見の様子 (左から青柳副校長、中村校長、鈴木准教授)